HPリニューアルにあたって

ある日、同窓会事務局に一通のメールが来ました。
「海外に長く住んでいる。学園が懐かしい。
 ○○先生はどうしていらっしゃるのか、○○さんはどうされているのか、
・・・ゆか里が手元に届かないので知りたい」
というような内容でした。

期生から見ると、70代の卒業生。
長年、異国の地に住んでいるのに、学園と同窓会を思い出してくださったことに感激しました。
そこで、少しでも身近に感じていただけるように、ゆか里を海外郵便にて発送。
とても感激されたようで、後日、お礼の手紙が届きました。

この時、ふと、こんな方がほかにも多くいらっしゃるかもしれない。
一人でも多くの卒業生のかたに「ゆか里」を読んでもらい、学園と同窓会を身近に感じてもらいたい。
そのために何ができるかを考えました。
毎年、発送している機関誌ですが、実際は、毎年、発送した○○割は住所不定等の理由により、
不達として同窓会事務局に戻ってきてしまいます。
皆様の会費で成り立っているのに、不達分が多く、結局、無駄がでることは、長年の課題の一つでもありました。

そこで、この「ゆか里」をデジタル化し、ホームページ上でいつでも閲覧できるようにすることはできないか考え始めました。
折しも、世の中はデジタル化の波が押し寄せてきています。
今後のSNSを活用をも視野に入れ、今回、思い切ってHPをリニューアルする運びとなりました。
新ホームページのテーマは「絆」。
会員の皆様と同窓会を繋ぐ「絆」がこのHPです。主に3つの新機能があります。

  1. ゆか里のデジタル化
  2. 会員様から発信ができる情報提供の場
  3. 同窓会の活動報告の場

1に関しては、今年度のゆか里のみならず、過去の冊子をデジタル化することで、いつでもどこでも閲覧が可能になります。
HPを携帯からご覧いただくことも可能です。
お手元に届いていなかった方にはこの「ゆか里」の存在と同窓会の存在を知っていただく、きっかけになります。
そこから、新たな「絆」が生まれることもあるでしょう。
また、デジタル化することで、過去のゆか里を残し続けることが出来るメリットがあります。

2は、卒業生と同窓会を繋ぐものは年一回発送される「ゆか里」と年一回開催される「総会」のみでした。
これは、どちらも、発信元が一方的に同窓会です。
ただし、本来はこの同窓会は会員様が主役です。
そこでリニューアル版は会員様の発信の場、会員同士が「絆」を深める場とします。
どんどん、このHPを利用していただきたいと思います。

新機能として、「同窓生のひろば」というページを設けています。
ここでは、活躍する卒業生を取り上げるのみならず、「私のこんな活躍を取り上げてほしい」という掲載希望ページを設けています。
ぜひとも、ご利用ください。

また、「会員サービス」のページもございます。
ここでは、気軽に参加できる講座、お得に参加できる卒業生主催のサークル、観劇チケットのご案内などを予定しています。
また、新HPが会員の皆様の日々の生活にお役に立てるよう、生活に根差した情報、教養を高める内容を盛り込んでいます。
空き時間や困ったときの「読み物」として、ぜひともご活用ください。

3に関しては、新役員から「今まで役員の方の仕事がなにか見えてなかった」との声がありました。
実際に役員として活動すると、無償の活動でありながら、目まぐるしく、色々な業務があることを実感します。
役員の活動は、学園と卒業生の方々とをつなぐ「絆」です。
日々の業務、役員の紹介など、ブログ等を使用しご紹介していきます。

また、「支部」として活動して下さっている方々にもフォーカスします。
日本全国、あちこちに卒業生がいることは、急な引っ越しなどで、知らない土地へ行く方に役に立つはずです。
また、海外在住の方がこのHPを通して繋がり、「海外支部」ができたら、それはとても理想です。

時代に遅れないよう、新しいものを取り入れ、常に発展していく同窓会でいるために、このHPをリニューアルをいたしました。

また、このHPが上記のような様々な役割を果たすことから、今後は「ゆか里」の発刊を二年に一度にし、
郵送は40期生以上とすることをご理解いただけますように、よろしくお願い申し上げます。

どうぞ、この新しいHP、あなたと学園、同窓会を繋ぐ「絆」としてご活用くださいませ。